| まえがき
第一章 収益力を急回復させる--たたむ・削る・変える
1 年商の30%が一挙に消滅してなお増益に
突然の窮地に追い込まれて/工場に札束が散らばっている/商品アイテム数の大幅削減/主力商品を絞って磨く/商品が輝きだした/異分野からの人材登用が奏功
2 利益1.5倍をひねり出した商品リストラ
収益力を大きく損なう無償交換薬制度/救急箱の中身を3品目に限定/製造アイテムも5年間で6割以上を削減
3 8割の得意先を失っても4倍の売上
多額の負債を抱えて得意客の8割を失っても/スタンド内の自社所有資産は事務所の机ぐらい/いかに有利な仕入れにもっていくか/?読み?が当たった「持つ」から「借りる」への変化
4 これまでの成功体験をきっぱりと捨てよ
売上低迷にオタオタするな/これまでの経営三大努力は手段であって目的ではない/資金繰りが苦しくなる/生産現場を知らない素人だから改革を断行できる/ベテラン社員を頼るな「人を大切にする会社」より「人に厳しい会社」へ/インフレ・デフレと経営判断の違い/鬼といわれても会社を守る/社長の考え方を切り替えることが一番むずかしい
5 利益をひねり出すための社長の決断
「たたむ」「削る」「変える」は利益増大の積極策/「不安定な状態」だから社内が一致団結できる/まず「市場第一主義」の考え方で商品の絞り込みを/「顧客ニーズ」のウソ
6 収益力を急回復させるための社長の決断
収益を急回復させる3つのステップ/経営者の先送りグセを絶て!/決断できない5つの理由/社長は得手の分野でつまづく
第二章 利益増大の次の一手--回転経営への転換
1 利益を増やす5原則
利益実現の5原則/状況で異なる原則対応/多すぎるビルド&ビルド経営
2 これからの経営は「回転経営」である
経営とは総資産を回転させて、利益を伸ばすこと/なぜ資産が回転すると利益が増えるのか/なぜ粉飾するのか/回転が悪いとお金に詰まりやすい/総資産を減らせ/「所有したほうが安心」という価値観を捨てよ/会社の資産がなくても経営に支障はない/在庫は諸悪の根源/社長の決断が在庫を減らす/手形と手を切れ/日本経営の常識は国際ビジネス社会の非常識
3 良い会社とは「社員に厳しい会社」である
「人に優しすぎる経営」の反省/社員のやる気に頼るな/できない人には辞めてもらう/結局、本人のため/数字のオープン化で悪貨を駆逐する/自発的に伸びようとしない人材は対象外会社は「マジメ人間」だけを揃えても良くならない/今の経営に「ほめる」は不要/社員を家族と考えるから何もできなくなるハードワークに喜びを感じる会社を目指せ
4 二枚腰経営の六原則
経営手腕は「減収経営」にあらわれる/二枚腰経営のすすめ/「二枚腰経営」六つの原則/「スクラップ&ビルド」は二枚腰をつくる
第三章 商品・サービスへの手の打ち方
1 自社の強味を徹底的に磨く
商品力の本質/「いま何で儲かっているか」をまず、見極めよ/「にぎる・まとめる・活用する」/主力商品の個別原価を算出せよ/力を注ぐべき商品を選別する/「造血商品」を見つける/主力商品は5つ以内に絞り込め/アイテムを増やせばリスクが高くなる/大ヒット商品を出した会社は危険である
2 商品の原価を徹底的に下げる
「仕入れ」にメスを入れよ/仕入値を必ず下げる6つの方法/一年間で経常利益三倍増/利益を出せば前に進むことができる/なぜ「業務用」が「一般家庭用の小口パック」より割高なのか/怠慢が原価を無意識に上げている/発売時と同じ材料を使っていないか
3 早く売れておカネになるサービスを創る
なぜこの会社に注文が集中するのか/「モノ」の前と後を事業化せよ/「すべての業種のサービス業化」がねらい目/「便利屋」はソリューションビジネスの元祖/先効果・後効率主義/得意先・取引先の新需要を開拓する/つねに陽のあたるところに身をおけ/陽のあたる業界へはナレッジ(知価)で攻めろ
4 販路を革新する
リスク覚悟でチャネルとルールを変えよ/ホームセンターを新たな販路/アパレルの新業態店ルートを開拓して/新規飛び込み営業はだれでも怖い/「キッカケづくり」カギは「うわさ」「評判」「紹介」
第四章 資産への業種別手の打ち方
1 企業資産は何のためにあるのか
「資産」についての二つの考え方/事業をたたんでも迷惑のかけない会社B/Sの 「資産の部」の大なることを誇れる時代は過ぎた
2 増益力は資産の回転で決まる
問題点を浮き彫りにする「B/Sの面積グラフ化」/自社のB/S面積グラフをつくる/儲からない会社に共通の症状/業種によって違う会社の体型/大局観から自社の無自覚症状をつかむ
3 小売業・飲食業の回転主義経営のポイント
小売・飲食業の資産回転二大ポイント/在庫や売掛金などの流動資産は限りなくゼロに/資金余裕をむだ遣いするな/小売業・飲食業の総資産圧縮の目のつけどころ
4 製造業の回転主義経営のポイント
メーカーの資産回転三つのポイント/最新鋭の機械設備はフル稼働させ、しかも償却を早めよ/メーカーの在庫膨脹体質を抑える/メーカーとしての資産保有の三原則/商社の金融機能を利用する/メーカーの総資産圧縮のポイント
5 卸売業・商社の回転主義経営のポイント
卸売業・商社の資産回転二大ポイント/巨大な精米工場/卸売業の総資産圧縮の総合ポイント/卸売り「機能別」総資産の回転主義経営のポイント
6 建設・土木業の回転主義経営のポイント
建設・土木業の資産回転二大ポイント/建設業は本来は不況への抵抗力を備えている/所有が得かリース・レンタルが得か/自社ビルを建てる留意点/建設・土木業の資産圧縮の目のつけどころ
7 サービス業の回転主義経営のポイント
サービス業の資産回転の二大ポイント/サービス業の設備投資をどう進めるか/サービス業の総資産圧縮ポイントはない
8 不動産賃貸業・ホテル旅館業・
病院・ゴルフ場の回転主義経営のポイント
不動産賃貸・ホテル旅館業・ゴルフ場・病院の三大ポイント/「土地がある」から何か事業をやりたい/不動産賃貸二つのタイプ/不動産賃貸業の資産管理の経営ポイント
9 異業種に進出するときの留意点
業種によって体質が違うことを認識する/経営は偶然でなく必然である/金なくして人なりがたし
10 これからの資金調達の経営留意点
銀行も仕入れ業者の一社と考えよ/あつものに懲りてなますを吹く/株式発行による資金調達リースによる資金調達/中小企業も社債発行による資金調達が可能に/これからの中小企業の資金調達のポイント
第五章 人と組織への規模別手の打ち方
1 「稼ぐ組織」の五条件
人員整理は社長の恥さらし/社員のやる気に期待する時代は終わった/組織は利益を稼ぎ出すために存在する/社員は「会社第一主義」で行動させよ/利益の出る組織の五つの基本原則/すべて正社員でこなす時代ではない/営業もアウトソーシングの時 代/定期昇給のない給与体系/定期昇給を廃止する二つの対応策/時給社員の活用/人を使わない、増やさない組織/ライン&スタッフ型を貫く/社員があこがれをもてる給与体系に
2 幹部の揃え方、しつけ方
なぜこの会社では幹部が育つのか/有能な片腕が三人いれば組織は動く/片腕さがし「139の法則」/社長と片腕は何歳はなれているのが理想か/広く深く常に求めつづける/だまされても裏切られても人を信頼して用いる/役員に登用する七つの条件/これからの幹部に求められるもの/管理職のしつけに何がいちばん大事か/社長の分身の適格者
3 社員のしつけ方
ほめるより叱れ/体温を合わせる教育/教育は目的でなく手段である
4 規模によって違う社長の組織への手の打ち方
20人以下の会社の人と組織への手の打ち方/20人?50人規模の場合/50人?200人の中規模企業の場合/300人?500人規模の場合
5 息子の鍛え方・後継社長の育て方
子息を後継者にする四つの留意点/辛抱を学ばせる/規模別の後継子息の鍛え方/社長は「林住期」を楽しむべきである。
第六章 新たな高収益体勢づくり=しかける・仕組む・しつづける
1 三仕経営のすすめ
しかける・仕組む・しつづける/新しいお客様を生む/三つの心がけ二つのカギ
2 儲かるように「仕組む
三つのキーワード/経営のスピードアップ/全社の業務を革新する
3 しつづけるというこ
つづける執念/真理はつねに中間に/つづけさせるための「会議と教育」
4 社長の経営革
革新する目/革新する心/ハイテクばかりが能じゃない/文化をビジネスにせよ 他
あとがき
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