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第1章 社長はこれからの賃金決定をどう考えるべきか
1 人件費という経営コスト
能力主義の本格導入は時代の必然である/総額人件費と優秀な人材の給料
2 賃金制度革新の3つの重要ポイント
社長は「利益獲得の好循環」を生み出すひとである/評価と有能な社員の定着がなければ好循環なし/賃金決定の根底を支配する「人の和と競争」/「人情と効率」の迷走/社内の和と競争のバランスのとり方/「カンから制度」へ/制度としての4つの実務要素
3 給料の革新
【革新1】総額人件費を抜本から見直す
次長、課長代理と水膨れ役員の仕事を見直す/人件費の柔軟な対応
【革新2】基本給は年令給・勤続給などを廃止し一本にまとめシンプルな構成とする/自社の給料明細を革新する/本格的な能力主義の導入
【革新3】賃上げ方式の革新
ベースアップとベースダウン/年功序列の一律昇給は廃止し、能力昇給に
【革新4】賞与の業績比例要素を強める
個別賞与の基本給比例からの脱却
【革新5】全員が納得しやすい評価制度の確立
実務で使える評価制度の導入を急げ/絶対評価の欺瞞性/公正で納得度の高い評価ルール
【革新6】新しい昇給昇進ルールの確立
本当の実力者しか昇給昇進させない3つの登用基準
【革新7】日本的な年俸制
国際標準としての年俸制/日本型年俸制のあり方
第2章 基本給の正しい決め方
1 基本給の新たな決定基準
給料決定のルールを根底から見直す/能力主義を「人」中心にみると/能力主義を「仕事」中心にみると/新職能給体系
2 業績を伸ばすための「責任等級」の設け方
仕事のレベルを整理する/「責任等級」とは/「責任等級」の区分の仕方/自社に合った責任等級の設定
3 基本給表の具体的な作り方
基本給を再設計する際の3条件/能力の値段づけ/基本給表の仕組み
4 自社に合った本給表の作り方
モデル本給表の使い方/自社の本給表を作る手順/新本給表への移行手続き/バランスを調整する/本給表の水準比較をする
第3章 諸手当の正しい決め方
1 諸手当の革新
役付手当支給の矛盾/手当体系の正しい組み方
2 必要な手当と適正額の決め方
労働時間関連手当/職種関連手当y特定職種の賃金格差を補完する手当/作業関連手当y仕事をする環境が一般社員より劣悪な条件を補完する手当/人事関連手当-「人の和」を補完する手当
3 あってはいけない手当と整理の仕方
精皆勤手当/住宅手当4手当改善の実務賞与や退職金の増額にハネ返させない仕組み/ケース1/ケース2/ケース3/ケース4
第4章 新給料制度の運用と実務
1 成果主義の定期昇給
一律昇給の廃止と競争原理の導入/Dモデルの社員でも昇給させるのか/能力の区分/昇給評価の仕組み/昇給評語の割合/調整年令による昇給抑制の具体的なやり方/能力と年令/調整年令の具体的な決め方/昇給比率の正しい見方
2 給料水準是正の実務
給料ベース是正の本質/ベースアップ原資のとらえ方/加給の仕組み/3種類の加給の決め方/ベースダウンにも対応できる仕組み/加給の本給への繰り入れ
3 中途採用者の初任給の決め方
中途採用者の初任給で一番大切なことは何か/中途採用者の初任給決定手順/初任給額の提示と調整/専門職種の中途採用/補助的・初級業務の中途採用
4 新規学卒初任給の決め方
初任給を決める2つのポイント/本給表での初任給のスタート位置の決め方/初任給調整手当
第5章 賞与の革新
1 「利益獲得の好循環」に向けて賞与を革新せよ
業績直結型賞与で社員の意識を改革する/賞与の上手な出し方の3つの条件
2 業績に直結した賞与総額の決め方
業績とは何か/付加価値高基準方式/利益高基準方式/赤字や異常な利益が出たときの対応方法/決算賞与の是非
3 成績直結型の賞与配分の仕組み
配分方法2つの基本/基本給基準からの脱皮/刺激分の決め方/配分点数表の作り方/安定分の決め方/出勤係数の扱い方/事業所・部門業績の反映のさせ方/まとめの実習
4 社員に対する報奨制度
会社業績を大きく押し上げたスター社員の扱い方/報奨制度の利点/報奨制度運用の注意点/報奨制度の事例/幹部報奨制度(エグゼクティブ・コンペンセーション)
第6章 成績評価制度の確立
1 「競争原理」の評価制度に革新せよ
評価とは、明確に適正な差をつけることである/人事考課、絶対評価、考課者訓練は害悪である/人事評価のスタートは成績評価制度から/成績評価制度の大前提
2 成績評価制度の具体的な作り方
成績評価制度設計の5つの限定/成績評価基準の設け方/評価点の工夫/営業職・専門職・スタッフ職用の評価基準書
3 成績評価の実務
「成績評価」の実際の進め方/粗点に含まれている誤差/「成績調整」の実際の進め方/甘辛・部門間格差調整を検証してみる/誰が対人比較をするのか/成績評語決定の仕方/二次あるいは全社調整の仕方/面接制度とフィードバック/面接制度モデル/経営幹部(部長クラス)の評価
第7章 成果目標管理プログラム
1 なぜ成果目標管理を導入するのか
成果指向の賃金人事制度に変えよう/成績評価にオープンな制度を導入する/成果目標管理プログラムと新しい成績評価のやり方
2 仕事の役割
責任を把握するには各人の仕事の目的と責任を明確にする/「成果に対する責任」を明快な言葉で表現する/組織における「成果責任」の結びつき
3 効果的な目標を設定する
には各人の分かりやすい目標をもたせる/トップが「全社目標」を掲げる/目標のブレイクダウン(目標の連鎖)/目標設定シートを効果的に使う
4 目標をどのように達成させるか
やる気にさせるセルフコントロールの原則/成果が上がるように管理する
5 成果の正しい評価と報酬を実現する
業績評価とプロセス評価/業績評価の具体的な流れ/困難度の評価とは/プロセス評価とフィードバック/業績評価とプロセス評価を組み合わせて「成績」を決める
6 成果目標管理プログラムの導入
手順まず経営上層部に導入せよ/一般社員は、営業部門・製造部門から入る
第8章 昇格昇進制度の革新
1 昇格昇進ルールの再構築
幹部ほど実力が厳しく問われる時代/昇格昇進は社長の経営の判断/どのような基準で昇格昇進させるか
2 昇格資格要件と昇格基準線の設け方
昇格資格要件/昇格基準線の設け方/昇格昇進者の確定作業/33才と46才、どちらを昇格させるか
3 昇格後の給料・賞与の決定基準
昇格後の基本給決定の手順/1.25倍の号差金額設定の意味/ポスト不足で有能な社員を昇格できない場合の対応のやり方/組織の必要性から昇格資格に達していない社員を抜擢・登用する場合/敗者復活の特別昇給制度
4 少数精鋭幹部体制を築く
役職任期制・役職定年制の矛盾/組織の棚卸し/少数精鋭幹部体制/スタッフ職制・専門職制の整備/役職交代のルールづくり/等級替え制度
第9章 年俸制の考え方と実際
1 年俸制の背景を探る
「年俸制」とはどういうものか/年俸制の適用対象者/年俸制が注目される背景/年俸制導入のインパクト
2 等級別賃金表と貢献
賞与による年俸制3通りの年俸制/既存の賃金体系をそのまま活用した年俸制/貢献賞与の算定方法/年俸説明書の作り方/年俸面接の進め方
3 等級別年俸表を用いたターゲット年俸制
独自の賃金表を用意した年俸制/等級別のターゲット年俸を設定/昇格・降格により年俸の運用はどう変わるか/年俸表への移行方法/基本年俸の支給方法と貢献賞与との関係
4 年俸制の正しい運用
責任等級と成績評価/成績評価と年俸改定/効果的な年俸面接の進め方/ターゲット年俸制導入の留意点
第10章 定年と退職金制度の再設計
1 退職金制度の革新
退職金の本質とは何か/企業福祉の限界/「勤続褒賞」と退職金制度の新たな方向
2 これからの退職金制度の作り方
これからの退職金制度に必要な5つの要素/さまざまな退職金制度の長所と短所/賃金管理研究所方式の退職金制度/功労加算の仕組み/退職金の支払い準備はどうしたらいいか3これからの定年制度と企業の対応65才定年延長にどう対応すべきか/定年延長と人件費の抑制/「利益追求の好循環」と定年延長
巻末資料
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