経営の思いがけないコツ もくじ



まえがき

第1章 事業経営とは「市場活動」である

1、天動説がまかりとおる
天動説を棄てなかったトーハツの倒産/開眼/売れないものを押しつけていた_天動説より地動説へ

2、再建
ゼネラルモータースの再建/フォード抜き去りの大戦略/アサヒビールの蘇生

3、企業戦争の盲点
マンホールボックス騒動/プロパン・ダンピング/20%ディスカウントをされて/防虫網合戦

4、我社の事業を定義づける
自分で値段を決められる事業をしたい/我社の事業の定義づけ

第2章 事業の成果はお客様から得られる

1、社長はお客様を訪問せよ
お得意先の販売方針転換を見抜いて手を打つ/穴熊社長/成果はお客様から得られる/お客様と親しくなったら/職人社長が猫から虎に変身した

2、クレームは宝の山
正しいクレーム処理/「それは、私の責任範囲ではありません」/ファンヒーター事件/J社のクレーム処理に関する方針/経営計画方針書とクレーム処理/作る側の論理(品質)から使う側の論理(信頼性)へ/クレームとは社外不良である/クレームに社長自ら駆けつける/ラミネートの通気性が悪い/クレーム処理を拒否して/この誠意を見よ

3、定期訪問こそ決め手
複写機が売れない/お客様訪問の目的は何か/社長のお客様訪問はこうして/フリト・レイ社_99.5%のサービス水準/蛇口作戦

第3章 環境整備という強力な武器

1、無視されている環境整備
町内の清掃を行って/タンクローリーを封印する

2、環境整備は精神革命である
環境整備が社風になってH印刷_QCをのり越えて/不良品が激減したK精工/画廊に電話で絵の注文/タクシーのお客様が増えた/無菌厨房三社/工期20%短縮を実現する/スクラップ工場で真白な作業衣をきて/不良社員が生まれかわる/研修室の製図台をピカピカに/環境整備からのプレゼント/暴力中学が模範校に、そして再び暴力中学へ

3、環境整備を推進する
環境整備の定義/環境整備区分をきめる/環境整備を実施する/社長の定期巡回点検/照明を明るくする/環境整備コンクール

第4章 社長は決定する人である

1、ワンマン経営こそ本当である
経営を行うのは個人である/独裁すれど独断せず/ワンマンこそ社長の責任のあらわれ/会社がつぶれたら誰が責任を負うのか/新幹線開通の大ピンチ

2、権限委譲の危険
真の事業経営とは/権限委譲とは何だろう/社員にすべてを任せて_権限委譲の危険/権限委譲など、誤った妄想以外の何物でもでもない/・任せる・という危険/・任せる・という言葉の誤り/社長の役割は・決定・である/権限委譲を、社長はどう思っているか

3、役立たずの原価計算
変わるものと変わらぬもの/商品別の収益比較はできるか

4、事業の採算性を一目でつかむ
新しい仕事は引き合うか/損益計算書は信用できるか/会社のなかにある落とし穴/百害あって一利ない全部原価/直接原価計算(ダイレクト・コスティング)_実は原価計算でなくて・収益計算・/直接原価計算による損益比較はできるか/・新しい仕事は引き合うか・を検証する/目標を設定する

5、年計グラフを使いこなせ
年計を知る/年計グラフ利用のおすすめ

第5章 経営計画をたてる

1、目標は、社長自身をかえる
我社の未来像を持て

2、目標設定は社長以外の誰の役割でもない
ただ一つの目標ではダメ/市場の地位/利益の目標/革新の目標/生産性の目標/人的資源の開発/物的資源への対応/資金への対応/社員の処遇/経営計画実習ゼミは人々の心に奇跡を起こす

3、似て非なる経営計画書

4、経営計画書に不可欠の思想とは
過去の数字を研究して何になる/目標は生き残るためのものである/目標は、その通りにいかないから役に立つ

5、経営計画書の正しい作り方
常に5年先をにらんでいる/経営計画構成表/利益計画検討表/利益計画の書式/利益計画書の作成/商品別販売計画/利益計画を完成する/得意先別販売計画/要員計画/設備計画

第6章 資金に強くなる

1、資金音痴ではすまされない
やっかいな・資金・というもの/資金運用を知れば/資金とは何か/固定資金と運用資金/バランスシート(貸借対照表)

2、資金運用計画をたてる
資金運用表/固定資金の使途/資金運用計画/統制不能費

3、目標貸借対照表
期中の総合管理/資金運用で会社の安全をはかる/金利を下げるチャンスを見のがすな/運転資金を管理する/支払手形をゼロにする

第7章 販売戦略の決め手

1、過当競争の本質
ランチェスターグラフ/ランチェスター戦略とは/二つの法則/各社にみるランチェスター戦略の展開事例

2、地域特性と市場戦略
ダイレクトメールを突き返された/城下町と宿場町/進出の難易

3、ランチェスター戦略を展開する
倒産寸前の会社がランチェスター戦略で東北地方制覇

第8章 会社内部の最小限管理

1、組織に定型なし
アミーバ組織ではダメだと言うが_/風通しがよくなった/5百人まで、課長しか管理職はつくらない/開発研究は修羅場で行え/販売部門を別会社として独立させる危険/安易な恩情は仇になる/いつまでも、あると思うな親と金/某社の常務の話

2、人材待望論の誤り
志気沈滞をどうするか/社員は経営者ではない

3、秘書を正しく使う

4、社員を指導する
指令は文書で/賃金は現金で渡すのが本当/採用面接で、社長は自らのビジョンを語れ/方針、指令、規則違反は人前で叱れ/大阪空港の野立看板/トラブルなしで人員削減に成功した2社/社員とは、お客様に対して責任を負わない人種である/社長室は質素に

第9章 コンピュータに使われるな

1、コンピュータ公害

2、コンピュータは、なぜ役に立たないのか

3、コンピュータによる戦略決定はできるか
コンピュータの特質は何か

4、コンピュータをうまく使う
何を処理するかは社長命令で/顧客最優先主義/専任オペレーターを使わない工夫をする/例外事項はコンピュータにかけるな/常に誤りと不正が発生するものと知れ/コンピュータの落とし穴/コンピュータと鋏は使い方で切れる


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