カネ回りのよい経営 もくじ

 

  まえがき

  第一章 おカネに強い会社

    1 高速カネ回りで年商330億円の事業を築く

        11年で上場の夢を果たした原点/24時間営業にしてみたら/
        リンガーハットの誕生/財務を安定させカネ回りをよくするために

    2 ある鉄工所の奇跡

        一通の礼状/最初のピンチ/自社商品の開発/第二のピンチ/
        業績のV字回復/より儲かる会社にするために 

    3 衰退産業、しかも下請けなのに今なぜ儲かるのか

        三つの不思議/ガチャマン景気もいまは昔/
        体力指数1000を超える会社/
        自前の資金でがっちり稼ぐ/「ある」のに「ない」会社/
        多くの会社がやりがちなこと/儲かる人と損する人/
        下請け加工業でも儲かる道がある

    4 中小土木建設会社の生き残り策

        公共事業削減の中で五年連続増益/
        受注が半減しても倒れない会社/土地リフォーム業  


     

  第二章 カタ太り体質の実現

    1 おカネを稼ぎ出す体質とは

        売上とカネ回り/売りの怖さを知れ/
        売上を落としてもカネ回りのよい経営/
        カタ太り体質とは/企業体力指数

    2 小さな元手で大きく稼ぐ

        収益性を高める着眼点/株主への詫び状/攻めの展開の勘違い/
        後手にまわった資金対策/朝市のおばさんに学べ/
        元手を高回転させると三つの利益が出る/事業経営の原点/
        回転主義経営を無視して/回転主義は収益性向上の根本なり/
        「財産」と「資産」とは意味が全く異なることを知れ/
        持っているから弱い

    3 借金を返す気のない社長は、苦界の女郎である

        借金不感症の不思議/貸し渋り、貸し剥がしのウラにあるもの/
        苦界の女郎



  第三章 経営数字の速読術

    1 数字に強い人・明るい人

        数字アレルギーの経営者/あなたは数字に「明るい」社長ですか/
        経営数字を速読できる「井上式B/Sの面積グラフ」/
        「B/S面積」グラフの威力

    2 井上式B/S面積グラフの作り方

        B/S面積グラフ作成の手順/
        【ステップ1】科目の集約・単純化/
        【ステップ2】金額を上三桁に単純化する/
        【ステップ3】%を算出する/
        【ステップ4】グラフ用紙に色分けして各項目の面積を作図する/
        【ステップ5】売上高を棒グラフで記入する/
        自社のB/S面積グラフを作成する

    3 社長の目でB/S面積グラフを読む

        総資産の部は「三つの体型」で見る/収益力は資産の回転で決まる



  第四章 稼ぐ資産とカネ食い資産

    1 会社の資産は一円たりとも幻であってはならない

        すべてはゲンナマから/
        同じ業種、同じ売上で正反対の経営をつづけると/
        両社の言い分/資産を膨ませる会社は回収も遅い/
        在庫は腐る/死に筋を早く見つけて決断する/
        売れ筋を素早く見いだし対応する

    2 カネ食い資産を削って借金を返す

        銀行が潰れた/やればできる

    3 所有価値から利用価値へ

        固定資産がいちばん重い/SG社の二つの失敗/
        利用すれども所有せず/
        超高回転経営を目指して

    4 稼ぐ資産を揃える

        ぶさいくなバランスシート/三つの疑問



  第五章 使えるカネの増やし方

    1 ユダヤ商人・華僑・印僑に学ぶ

        世界の三大商人は常にキャッシュ第一主義者である/
        資金繰り表のいらない会社がいちばん強い/発生主義より現金主義

    2 キャッシュフローをひねり出す「五増六減策」

        キャッシュフローを良くするために増やすものと減らすもの/
        現金取引、前受金取引を行え/利益を増やすこと/
        資本を増やす/借入金を増やす、元金返済を長くする/
        支払いをのばす/B/SとP/Lのつながりを知る

    3 キャッシュフローをひねり出す六つの「減らす策」

        受取勘定のサイトを縮める/在庫棚卸高を減らす/
        建物・機械・設備を減らす/土地を売却せよ/
        生命保険は掛け捨てに/納税金を減らしなさい/
        現預金も在庫である



  第六章 利益の正しいつかみ方

    1 社長としての損益計算書の読み方

        わが社の収益性を読む/
        P/Lのどこに目をつけるか、どう読みとるか/模範解答

    2 社長としての損益管理の急所

        どこにまず目がいくか/売上総利益をどう捉えるか/
        営業利益をチェックする/減価償却費に目をつける/
        経常利益の目のつけどころ/税引前当期利益の目のつけどころ

    3 社長は税前利益に目をつけよ

        利益の社外流出をさける/黒字と赤字の経営的な使い分け/
        土地を売らなくても減額する

    4 増益体制のとり方

        早め早めに手を打つために/経営幹部は現場に埋没するな/
        数値で管理する/傾向を正しくつかんで経営判断する/
        対策を考える/不正を発見する/経営者は数値で語れ

    5 成長会社の経理事務体制

        いつまでも儲け続けるための必須要件/
        経理会計と財務のイロハ/
        社長はおカネを回して儲けるヒトである



  第七章 税理士・銀行と腰をすえてつき合え

    1 税理士は会社の利益を守ってくれるか

        税理士事務所からのDM/税理士先生、考えてみてください/
        税理士の変え方教えます/顧問税理士はほんとうに必要なのか

    2 何のために節税するのか

        脱税で犯罪者呼ばわりされて/資金の社外流出(税金)を抑えよ/
        税務調査から逃げるな/調査官の狙い

    3 これからの銀行とどうつき合うか

        非情の現実/雨の降った時に傘を取り上げる/
        銀行の言う嘘・脅し・罠に気をつけろ/
        どこを取引銀行にすればよいか/銀行金利を下げる方法

    4 資金を調達するコツ

        三種類の資金調達/成長資金を必要なときに、必要な額を
        確実に借りることができるか/
        銀行向けの企業案内書に必要なこと/単名ころがしはやめなさい/
        金融機関が貸したくなるB/Sを作れ



  終章 経営者とおカネ

    1 デフレを活かせ

        緊張が解けてすべてが変わった/デフレ時代の生き方/
        デフレの良さに目をつけろ

    2 おカネは非情なものである

        しがらみを断ち切る/情の捨てどきを間違うな/
        カネの余裕

    3 後継者に何を残すか

        財務の内容が良すぎて困ることもある/増資は株価対策でもある/
        おカネのありがたみと怖ろしさを後継者に伝えよ/
        たわけ者になるな/投資と投機/あとがきに代えて

日本経営合理化協会 出版局 TEL:03-3293-0041