| まえがき
事業経営の最高責任者である社長は、まず何をおいても・正しい姿勢・をもたなければならない。その姿勢とはどんなことであり、何が社長の役割であるかについて最も基本的な事柄をのべてみたのが本書である。
一つは最高責任者としてのあり方であり、もう一つはお客様に対する態度である。「お客様の要求を、満たす」ことこそ、事業経営の根底をなす会社のあり方であり、最高責任者である社長の基本姿勢でなければならない。
本書では、この点に焦点を合わせ、筆者がぶつかった実例を紹介しながら、社長が知らず知らずのうちに陥っている誤りを指摘して・他山の石・としていただくとともに、社長の正しい態度とはどんなことなのかを、さまざまな角度から掘り下げてみたのである。
会社の業績が振るわない根本原因は、必ず社長がお客様の要求を無視しているからであり、お客様の要求を無視している限り、何をどのようにやっても会社の業績は絶対によくならないことを、本書から学んでいただきたいのである。
そして、一人でも多くの社長が、「お客様あっての会社」であるという正しい認識をもってもらいたいのである。社長が、この正しい認識をもつと、その瞬間から会社の業績が向上しだすのを、私はこの目でシッカリと見届けているのである。
筆者の悲願は、一人でも多くの社長が、お客様第一の姿勢をとり、会社を繁栄に導いてくれるところにある。会社の永久的繁栄こそ社長としての社会的責任の最大のものだからである。
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