| まえがき
本書は、既刊〈経営戦略・利益戦略〉の全面改訂版である。
既刊の内容を二冊に分けて一冊を〈社長の姿勢〉、もう一冊を〈経営戦略〉としたものである。
それぞれの内容の充実を計るためである。そのために、この〈経営戦略〉も、新しい事態に対応しての加筆だけでなく、可成りの新しいテーマを載せることができたために、様々な状況に対しての戦略的決定に役立つことができるようになったと自負してもいるのである。
いうまでもなく、戦略とは・戦ずして勝つ・あるいは・戦ずして優位に立つ・ための事業構造の変革であり、それによって自然に高収益を生むことができるような体制を実現することである。
経営戦略は常に先手をとることによって大きな効果を発揮する。しかも、その戦略は、そのごく一部を除いて敵はなかなか気付かないし、気付かれても反撃が難しい場合が多い。という誠に安全度の高いものである。その上、状況の変化に対応することもやさしいのである。だから、戦略のあるなしでは、長期的に大きな差がつくものである。
その基本的原理と法則をのべたものが本書である。多くの社長諸兄のご研究と実践を切望するものである。
平成4年12月
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