社長のビジネス感をガラリと変える!

【 超ビジュアル版 】
人口減少逆転ビジネス

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特徴と本体概要

著者 古田隆彦(ふるた たかひこ) 
形態 B5判 本文464ページ
発行 2005年6月25日 ISBN4-89101-069-X
内容 目次と項目   まえがき
読者の声
価格
21,000円(税込)
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日本経営合理化協会 出版局 TEL:03-3293-0041 











「人口減少逆転ビジネス」まえがき



お読みいただく前に…

 人口減少がとうとう始まりました。300年に一度しかない社会変化の幕が、ついに切って落とされました。

 これは一大事です。人口増加社会の延長線上に、経営の方向や生活の未来を描いていた方には、恐るべき悪夢の始まりです。一方、世の中の変化こそ、新しい産業の出番と考えていた方にとっては、絶好のチャンスが到来しました。一番問題なのは、人口減少などまだまだ先の話だと高をくくっていた方ですが、大きな打撃を受ける前に、新たな波へ乗り換えることが必要でしょう。

 だが、いずれの方々も、決して慌てることはありません。この本をちょっと手にとってもらえば、「少子・高齢化」とか「経済縮小」といった俗説を吹っ飛ばして、人口減少社会についての冷静な知識と的確な知恵が、短時間に習得できるはずです。

 パラパラとページをめくるだけで、従来の経営書にはどこにも書いてない、新しい視点が目に飛び込んできますし、もう少し腰を落ち着けて、じっくり読んでいただければ、激変の時代を乗り切る、幾つかのノウハウも容易に身についてきます。

 それゆえ、先端企業の経営者からベンチャービジネスの起業家まで、21世紀のビジネスに関心を持つ方々に、発想の大転換を迫るでしょう。とりわけ、次のような意識を持った方々には、個人としての生き方から経営者としてのビジネス観まで、より大きな成果が期待できると思います。

 第一に、従来の常識に囚われないで、新しいことに挑戦しようとしている方。…人口が増加から減少へ移行している、現在の日本は、社会構造の上でも成長・拡大型から飽和・濃縮型への大きな曲がり角です。

 この変化に伴って、社会、経済から文化、生活まで、これまでの常識が次第に通用しなくなり、それに代わる新パラダイムや斬新な行動様式が必要になります。こうした変化を先取りしようとする経営者にとって、この本は必ず役に立つでしょう。

 第二に、人間とはいかなるもなのか、に強い関心を持っている方。…ビジネスを巧みに展開していくうえで、あるいはこの世を堂々と生き抜いていくうえで、一番大事なことは、人間とは何であるか、をまず知ることでしょう。企業の経営も個人の生き方も、ともに人間社会を前提にしているからです。

 とすれば、これからの経営者は、生産者、消費者、顧客、ユーザーといった、狭い人間観を超えて、もっと全体的、包括的な人間観を持たなければなりません。この本を読むと、従来、見えていなかった人間の本質やそれに基づく願望の動きが、間違いなく読めるようになります。

 第三に、目先の儲けよりも、長期的、本格的な利益を優先している方。…経営者の最大の関心は、いうまでもなく利益です。言い換えれば、経営者とは、利益や利潤を上げるために、日夜努力している人間です。

 しかし、投機や流行などで一時的に大儲けしても、束の間の夢に終わります。もっと永続的に利益をあげていくには、社会の変化を事前に察知して、より多くの顧客に受け入れられる商品やサービスを、絶え間なく創造し続けることが必要です。

 それには、社会の動きや時代の成り行きとともに、顧客となる生活者の暮らしや心の動きを的確に把握する能力が求められます。この本は、そうしたノウハウを読者の方々に提供するものです。

 以上のような読者を期待しているため、この本は従来の経営書の枠組みから大きくはみ出しています。経済学や経営学を超えて言語学や心理学まで広がる内容はもとより、文章や段落も細かく切って、一気に読めるように工夫しました。

 さらに図表や写真と合わせて見ていただくことで、理性と感性の両面から内容を理解できるよう配慮しています。読者の皆様には、こうした工夫をぜひご活用いただきたいと思います。

 最後になりましたが、この本の刊行にあたっては再び、日本経営合理化協会の本間登美雄さんと五藤万晶さんに大変お世話になりました。ここに記して、厚く御礼を申し上げます。

                  

                               

2005年 紫陽花の候
古田隆彦
「人口減少逆転ビジネス」 目 次

 

 本書は、文章と画像イメージで体得する、新感覚のビジュアル経営書です。全ページ見開き構成で、図表や写真と合わせてお読みいただけ、理論と感性の両方面で、より一層、理解が深まる工夫をしています。




プロローグ 人口減少社会の新しい読み方

 始まった人口減少

 序−1 人口はなぜ減るか

    総人口もまもなく減少/人口減少で世の中が変わる/
    「少子・高齢化」と言ったらアウト!/真因は人口容量の飽和化/
    日本人口5つの波

 序−2 人口減少社会の3つのモデル

  モデル1.…中世後期のヨーロッパ
       「中世の秋」から「ルネサンス」へ/中世後期ヨーロッパ社会の特徴
  モデル2.…江戸中期の日本/技術も経済も限界へ/文化の爛熟した時代
  モデル3.…現代の北欧・西欧社会

 序−3 人口減少で社会が変わる

  社会の変化1.…文明主導から文化主導へ
  社会の変化2.・・・成長・拡大型から飽和・濃縮型へ
            シンプルライフの浸透/スローライフを求めて/
            縮んで濃くなる社会/現代に復活する印籠文化
  社会の変化3.…アルブル型からリゾーム型へ/リゾーム化する日本

 序−4 人口減少で経済が変わる

  経済の変化1.・・・ゼロ成長でも個人は豊かに
             収益が一定でも給与は伸びる/
             労働生産性と創造生産性を上げる
  経済の変化2.・・・生産主導から消費主導へ/「文明・生産」から「文化・消費」へ
  経済の変化3.・・・必需財は安く選択財は高く
             同じことが過去にもあった/選択財は高くなる



1. チャンスを広げる3つの新市場

第1章 人口減少が生み出す新市場

  人口減少が生み出す新市場

 1−1 少産化が生み出す3大市場

  少産化…1. 出産・育児を支援する
  少産化…2. 一子豪華化に対応する/流通・メーカーの対応事例/
          ジュニアファッションのヒット/ヒット理由は何か
  少産化…3. コダルト市場が拡大する

 1−2 長寿化が生み出す3大市場

  長寿化…1. 長寿者の生活を支援する
  長寿化…2. 多死化に対応する
  長寿化…3. 超中年化に対応する

 1−3 家族多様化が生み出す2大市場

  家族多様化…1. 小規模家族市場
  家族多様化…2. 単親市場

 1−4 居住地変化が生み出す3大市場

  居住地変化市場…1. 人口減少型地域への対応
  居住地変化市場…2. 都心再生への対応/都心回帰で商店街が再生!
  居住地変化市場…3. 郊外再生への対応

 1−5 食料・資源不足が生み出す3大市場

  人口爆発に対応する

  食料・資源市場…1. 食糧問題への対応/食料問題への本格的対応/
               企業化する農業
  食糧・資源市場…2. 資源・エネルギーへの対応/
               新しい資源・エネルギービジネス
  食糧・資源市場…3. 水資源への対応

 1−6 環境問題が生み出す3大市場

  環境対応市場…1. 汚染回避への対応
  環境対応市場…2. 環境保全への対応
  環境対応市場…3. 環境向上への対応


第2章 濃縮型技術が創造する新市場

  5つの濃縮型技術

 2−1 エレクトロニクスが創り出す新市場

  中小企業も参入…京都試作ネット

 2−2 バイオテクノロジーが創り出す新市場

  ユニークな新商品も登場

 2−3 ナノテクノロジーが創り出す新市場

  中堅・中小企業のナノビジネス…1. 小さな市場への対応
  中堅・中小企業のナノビジネス…2. 胃腸検診用のカプセルカメラ

 2−4 ニューマテリアルが創り出す新市場

  先行するCNT

 2−5 自然系エネルギーが創り出す新市場

  太陽光発電
  中堅・中小企業の太陽光発電
  風力発電
  バイオマス


第3章 飽和・濃縮社会が生み出す新市場

  飽和・濃縮社会のライフスタイル

 必需“品”から必需“心”へ

 3−1 自分消費が浸透する

 3−2 欲動消費が深化する

 3−3 濃縮消費が進行する

 3−4 真面目消費が伸張する

 3−5 新遊戯消費が成熟する



2. チャンスを生かす2大経営戦略

第4章 顧客減少を覆す営業革新戦略

  顧客減少を覆す二大対応
  営業革新の5大戦略

 4−1 多額化という手法

  高級化1. …デパート・スーパー
  高級化2. …オペーク 丸の内
  濃厚化

 4−2 多数化という手法

  複数化1.…スウォッチのプラスティック腕時計
  複数化2.…カシオのGショック
  複数化3.…眼鏡と定額商品
  リピート化

 4−3 多層化という手法

  エイジレス化する商品
  エイジレス化するサービス
  ユニセックス化する商品
  ユニセックス化するサービス
  ユニバーサル化
  アメディアの音声読み取りソフト

 4−4 多面化という手法

  業種拡大化1.…ベビー用品
  業種拡大化2.…ベネッセコーポレーション
  業態拡大化

 4−5 多接化という手法

  間接接触化
  直接接触化


第5章 売り上げを維持する商品創造戦略

  「商品開発」から「商品創造」へ

 5−1 差別化戦略とは何か

  差別化戦略の最先端1
  差別化戦略の最先端2
  差別化戦略の今後

 5−2 差異化戦略とは何か

  差異化戦略の最先端1
  差異化戦略の最先端2
  差異化戦略の今後

 5−3 差額化戦略とは何か

  差額化戦略の最先端1
  差額化戦略の最先端2
  差額化戦略の今後

 5−4 3戦略を組み合わせる



3. 生活者の心をつかむハイパー戦略

第6章 生活者が本当に求めているものは何か?

   生活者とは何か?

 6−1 生活願望を根本からとらえ直す

   欲動・欲求・欲望…生活願望の3次元

 6−2 9つの生活願望…ノゾミ・マンダラの世界

 6−3 ネウチとは何か

  言語学の「価値」観/「価値」と「効用」の差/「効用」と「効能」の差/
  価値創造・顧客価値といったらアウト!

 6−4 9つのネウチ…ネウチ・マンダラの世界

 6−5 モノの9つの側面…モノ・マンダラの世界

  具体例で考える…ワイン・時計・スーツ

 6−6 未開拓の市場を求めて


第7章 私用欲求への差延化戦略

  私用空間への差延化戦略

 7−1 差延化とは何か
     
  私用欲求へのアプローチ

 7−2 「私仕様」手法
     
  ファッション・装飾品/食品・家電・自動車/「私仕様」手法の近未来

 7−3 「参加」手法
     
  食品・衣料・時計/家電・自動車・住宅/「参加」手法の近未来

 7−4 「手作り」手法
     
  食品・化粧品・衣料/装飾品・住宅・家具・サービス/
       「手作り」手法の近未来

 7−5 「編集」手法
     
  酒・お茶/食品・外食・装飾品・衣料/「編集」手法の近未来

 7−6 「変換」手法
     
  風呂敷・バッグ・洗顔用具/家具・時計・玩具/「変換」手法の近未来

 7−7 私用欲求向け差延化戦略…3つのポイント


第8章 私用欲望への差延化戦略

  私用欲望をいかにつかむか
  4つのアプローチ

 8−1 「分身」手法
     
  一生もの・生涯もの/長期修理サービス/「分身」手法の近未来

 8−2 「分心」手法
     
  人形・コレクション/食玩/高級ライター・高級万年筆/
       「分心」手法の近未来

 8−3 「分時」手法
     
  思い出・懐古・年代物/「分時」手法の近未来

 8−4 「分他」手法
     
  代替・フェティシズム/「分他」手法の近未来

 8−5 私用欲望向け差延化戦略…3つのポイント



第9章 深層市場を開く差元化戦略

  差元化戦略とは何か

 9−1 「私神」手法

  占い・まじない・超能力/「私神」手法の近未来

 9−2 「感応」手法

  眠り・休養・快汗・夢/「感応」手法の近未来

 9−3 「神話」手法

  神話・民話・物神崇拝/「神話」手法の近未来

 9−4 差元化戦略のポイント



4.真面目と遊びをつかむミラクル戦略

第10章 リビング・マンダラからリビング・キューブへ

  リビング・キューブへ向かって

 10−1 勤勉界の基本構造

 10−2 勤勉界のノゾミ・マンダラ

 10−3 遊戯界の基本構造

 10−4 遊戯界のノゾミ・マンダラ

 10−5 勤勉界・遊戯界への新たなアプローチ


第11章 新しい真面目をつかむ差真化戦略

  差真化戦略とは何か

 11―1 使用勤勉願望への3つの手法

  「作法」手法
  「修行」手法
  「息抜き」手法
  「作法・修行・息抜き」手法の近未来

 11−2 共用勤勉願望への3つの手法

  「儀式」手法
  「教育」手法
  「祝祭」手法
  「儀式・教育・祝祭」手法…その近未来

 11−3 私用勤勉願望への3つの手法

  「自習」手法
  「自省」手法
  「自慰」対応願望
  「自習・自省・自慰」手法…その近未来

 11―4 差真化戦略のポイント


第12章 新しい遊びをつかむ差戯化戦略

  差戯化戦略とは何か

 12−1 使用遊戯願望への3つの手法

  「ゲーム」手法
  「戯化」手法
  「解放」手法
  「ゲーム・戯化・解放」手法の近未来

 12−2 共用遊戯願望への3つの手法

  「競争」手法
  「模擬」手法
  「混乱」手法
  「競技・模擬・混乱」手法の近未来

 12−3 私用遊戯願望への3つの手法

  「賭け」手法
  「私戯」手法
  「めまい」手法
  「賭け・私戯・めまい」手法の近未来

 12−4 差戯化戦略のポイント



エピローグ チャンスをつかむ10大発想

 人口減少をチャンスに変える新発想

 終-1 12大戦略を組み合わせる

  商品創造戦略は時代とともに変わってゆきます!

  リビング・キューブをクルリと回せ!

 終-2 ものの見方を変える10の秘訣

 提案1 「言葉」を大切に使おう!

 提案2 既成の言葉に騙されるな!

 提案3 常識の裏を読め!

 提案4 「消費者」でなく「生活者」を大切に!

 提案5 脱トレンド思考で未来を読もう!

 提案6 長期的な歴史観を持とう!

 提案7 時代を読み間違うな!

 提案8 変化はチャンスと考えよう!

 提案9 アイデンティティーを再確認しよう!

 提案10 人口減少を逆用しよう!


写真・図版協力企業・団体一覧

「人口減少逆転ビジネス」
●社長が“見て、感じて、発想できる”新感覚ビジュアル経営書!
●チャンスが続々現れる---人口減少がもたらす3つの新市場。
●顧客減少を覆す5大営業戦略、売上減を跳ね返す商品創造戦略…
●欲動、濃縮、新遊戯消費…、消費者の心をつかむハイパー戦略。
●資料図表300余点、社長のビジネス感をガラリと変える注目の書!
●本文総ページ数464ページ B5判・上製本

 本書は、文全ページ見開き構成により、文章に対応した図や写真の組み合わせで、理論と感性の両面で、より一層、理解を深めていただけるよう工夫しました。

 資料図表300余点、ページをめくるだけでも視覚的に理解が進む独自の紙面は、これからの人口減少時代の「新しい常識」「新潮流」をいち早く体感。まさに、社長のための“儲けの発想書”です。


     
「人口減少逆転ビジネス」著者について

 ◆古田隆彦(ふるた たかひこ)氏について

 人口変動に対応する成長戦略の第一人者。日本には過去四回の人口減少期があり、今回が五度目。人口減少局面には必ず新しい文化が花開くと主張。新しい付加価値、売り方、収益の上げ方など、経営者が一番知りたい具体的な「未来戦略」を提示。すでに大小100社以上で氏の「人口波動」を活かした新商品や新事業を展開。卓越した業績を上げている。

 「人口波動」とは、氏が、太古からの日本および世界の人口推移を研究中に、文明や技術の盛衰、文化や流行の変化、戦争や紛争の動向など、人類の営みの発展は人口の増減と密接な相関関係があることを発見、「社会変動モデル」として体系化したものである。

 1939年岐阜県生まれ。1963年名古屋大学法学部卒。八幡製鉄株式会社(現・新日本製鐵)、株式会社社会工学研究所・取締役研究部長を経て、1984年、現代社会研究所を設立。現在同研究所所長、青森大学社会学部教授。

 〈公職〉 運輸省・運輸政策審議会専門委員、文部省・長期教育計画研究者協力会議委員、郵政省・文字画像情報電子流通研究会委員、 建設省「新東北紀」懇談会委員、北海道開発庁・生活・社会研究会委員、東京都「東京ブランド」検討委員会委員長、青森県政策マーケティング委員会委員長、日本生活学会常任理事事務局長などを歴任。

 〈学会〉 日本社会学会、日本未来学会、日本消費行動研究学会、消費者金融サービス研究学会(理事)。

 〈専門〉 応用社会学、消費社会学、人口社会学、未来社会学。


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