大変革期の社長にとって、経営の「絶対条件」とは何か
| 著者 | 清水龍瑩(しみずりゅうえい) |
|---|---|
| 形態 | A5判(15cm×21cm)本文434ページ |
| 発行 | 1995年10月23日 |
| ISBN | ISBN4-930838-86-X |
| 在庫状況 | 一般価格 | 会員価格 | |
|---|---|---|---|
| 机上版 | 在庫→ 僅少 | 10290円(税込) | 9240円(税込) |
| 皮革版 | 在庫→ 有 | 12600円(税込) | 11130円(税込) |
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大変革期の社長にとって、経営の「絶対条件」とは何か。
わが国における経営学の実証研究の第一人者が、3万社の成長実態と社長の言動をつぶさに調べ、これまでの経営常識を根本からくつがえす44の「経営の絶対条件」に集約。
「コンチクショーと悔しがると利益が捻り出される」「リストラより商品開発、原価より納期」「社長の決断とカシカリの論理」「先を読むための変化差の原理」などの異色の視点と、あくまで企業経営の現場をとおして一番重要なことだけをズバリと分かりやすく指摘。
[社長業の鉄則 ─ 1] |
[社長業の鉄則 ─ 2] |
[社長業の鉄則 ─ 3] |
[社長業の鉄則 ─ 4] |
[社長業の鉄則 ─ 5] |
本書の目的は、大変革期を迎えているわが国の経営者にとって、何が本当に重要で、何が重要でないか、を「社長業の鉄則」として、お伝えすることである。
「社長業の鉄則」を知っているのと知らないのでは、事業の成長、繁栄に雲泥の差がついてしまう。
これまで数多くの経営者にお会いしてきたが、優れた社長に共通していることは、経営の鉄則というものを、理屈ではなく嗅覚によって、だれから教わるまでもなくちゃんとつかんで、手を打っていることだ。結果的には、実に理にかなった経営をされて事業を大きく伸ばしているのである。逆に凡庸な社長は、経営の鉄則とは裏腹なことをやり、事業をつまずかせたり、小さいまま固まっていつまでも大きくできないでいる。もし社長業の鉄則を知っていたら、こんな手は打たなかったろうと、残念に思うケースもしばしばである。
さて「鉄則」というからには、そこに普遍性がなければならない。
本書の内容は、わたしが過去35年間つづけてきた、日本企業の実証研究の成果をベースにしている。
これまでわたしは、通産省の経営力委員会主査として、22年間毎年大規模な調査をつづけ、さらに長銀、開銀、日本経済新聞社などとも共同研究を進め、調べた企業の数は非上場会社3万社、上場会社のべ12000社に及ぶ。また仮説の構築・検証のために直接インタビュー・サーベイをした社長は250人を超えている。これらの膨大な量のデータをもとに書かれたもので、実証に裏づけられてきわめて普遍性が高いと自負している。
ところで、社長業というのは、きわめて人間味あふれる仕事だと思う。この人間味を無視して統計数値からだけでは、社長業の鉄則は語れない。
ここで社長とは、学問でいう「経済人」や「経営者」ではない。お金もほしいし、名誉や地位もほしい。しかし、それを表に出せるほど下劣にもなりたくない。家庭にあっては口うるさい妻や言うことをきかない子供をもち、会社の内外には腹心の部下もいるが気の許せない敵対する人間もいて、ドロドロとした政治的かけひきをせざるをえない。このような生身の人間としての社長を前提として、社長業の鉄則を考えていく。
そうでなければ、実際の経営の現場で役に立たない。わたしが、本書で社長の人間的な側面を重視した理由である。
本書の構成は、1994年11月から95年3月まで、日本経営合理化協会主催の社長大学院において、5回にわたるセミナーの講演要旨を骨子としている。できるだけ話し言葉に近い表現で、可能なかぎりわかりやすくお伝えしたかったからである。
いままでわたしはこのような啓蒙書を書いたことがなかった。
ところが、実証研究も30年を越えたころに、日本経営合理化協会出版局長の本間登美雄氏から「これまでの実証経営学を、現役の社長にわかりやすい経営手引書として残すことが義務」とおだてられて、つい乗ってしまった。
出すからには、経営者に読みやすくわかりやすいものをということで、セミナーの前後に構成の綿密な打ち合わせを重ね、さらに出席者の質問やセミナーでは触れきれなかったさまざまな実証研究の成果を加え、章立ての大幅な入れ替えをはじめ、わかりにくいところは徹底的に修正、加筆していった。
結果として、表現が不十分であったり、逆に冗漫なところがあるが、重要な部分を省略することなく、わたしの実証研究を体系的にわかりやすくまとめることができたと思う。
もし本書の一部について、さらに理論的に突っこんで考えたい方は、拙著『経営者能力論』『中堅・中小企業成長論』『大企業の活性化と経営者の役割』(いずれも千倉書房刊)をご参照いただきたい。また本書で引用させていただいた経営者の言行について詳しくお知りになりたい方は、「大変革期における経営者の洞察力と意思決定I??」(千倉書房刊)をご参照いただければ幸いである。
本書の作成にあたっては、実に多くの方々にお世話になった。
まず本書に登場する多くの社長の方々、また通産省経営力委員会の方々に厚く御礼申しあげたい。また繁雑な原稿の編集整理にあたってくれた本間氏、セミナーを担当いただいた作間信司氏、校正を担当いただいた北島純子さん、わたしの研究室秘書の奥田隆子さんに深く感謝します。
※本文中に登場する経営者の肩書は、わたしがインタビューした時点のものです。
1995年夏 北軽井沢にて、清水龍瑩
| 在庫状況 | 一般価格 | 会員価格 | |
|---|---|---|---|
| 机上版 | 在庫→ 僅少 | 10290円(税込) | 9240円(税込) |
| 皮革版 | 在庫→ 有 | 12600円(税込) | 11130円(税込) |
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